柔道日本代表がアクシデントに見舞われていた。柔道女子の増地克之監督(47)が19日、マスターズ大会(ロシア・サンクトペテルブルク)を終えて成田空港に帰国し、往路で一部選手がロストバゲージに遭っていたことを明かした。

 12日午前、羽田空港を出発し、現地到着後、増地監督、女子52キロ級角田夏実(25)、同63キロ級鍋倉那美(20)の3人の荷物が届いていなかったという。増地監督は「2人はかわいそうだった。試合前日に荷物が届き、(現地での)調整も思うようにいかなかった」と選手を気遣った。

 世界選手権銀メダルの角田は7位、鍋倉は大会3連覇を達成した田代未来(23)に敗れて2位だった。