ノルディックスキー・ジャンプ女子W杯蔵王大会が18日、山形・クラレ蔵王シャンツェ(ヒルサイズ=HS102メートル)で開幕した。

 W杯で男女通じて史上最多の54勝に王手をかけている平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)代表の高梨沙羅(21=クラレ)が出場。

 悪天候でこの日の予選は中止となったが、有力選手会見に出席した高梨は「いつもたくさんの方が見に来ていただけるので、楽しんでもらえる試合になればいいと思います。皆さんの応援の力をパワーに変えて飛びたい」と意気込んだ。

 平昌五輪代表の日本勢は、伊藤有希(23=土屋ホーム)岩渕香里(24=北野建設)勢藤優花(20=北海道ハイテクAC)の3人も出場する。伊藤は「アプローチは少しずつよくなっているので、明日につながってほしい」と話した。