リオ五輪の4連覇から1年半以上、伊調馨(33=ALSOK)は大会に出ていない。日本協会の強化委員会は、リオ五輪の2年前の14年に20年東京オリンピック(五輪)に向けての強化指定となる「ターゲット選手」男女39人を発表。伊調と吉田沙保里(35)は入っていない。

 若手の経験のために17、18年の世界選手権の代表選考からも2人を除外。栄氏は「東京を目指すなら、19年から(経験を積んだ)若手と争ってほしい」とし、伊調本人はリオ五輪後に「東京は白紙」と慎重な姿勢を見せていた。