2016年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダルメンバーの加藤凌平(コナミスポーツ)が床運動とあん馬の2種目で決勝に進んだ。

 床運動では2つのラインオーバーがあったが「原因は分かっている。課題をクリアすれば点数はもっと伸びるし、決勝へいいモチベーションになる」と前向きに捉えた。

 昨季は落選した世界選手権代表への復帰を目指すシーズン。24歳の実力者は「しっかりといい演技ができるという感触を持って帰りたい」と表情を引き締めた。