平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケートで金メダルなどを獲得した小平奈緒(31)の地元、長野県茅野市で25日、祝賀パレードが行われた。

 茅野市役所前での出発式で、小平は「みなさんの応援で力を出し切れた。声援ありがとうございました」と笑顔で手を振った。

 さらに小平が「応援が心に響き、たくさんのパワーをもらいました」と明るい声で話すと、駆け付けた人たちから「おめでとう」との声が次々と上がった。

 同市の中学1年中村杏さん(12)は「小平選手はきらきらしていて、みんなの憧れ。地元ではどんなスポーツをしていても、目指す存在だと思う」と声を弾ませた。

 出発式の後、小平はオープンカーに乗ってJR茅野駅前にある市民館付近までの約800メートルをパレードした。終了後には、後援会員を対象にした報告会も開催。

 小平は女子500メートルで金、1000メートルで銀メダルを獲得した。日本選手団では主将と、閉会式の旗手を務めた。