バレーボール男子日本代表が11日、都内で始動会見と公開練習を行った。20年東京オリンピックで表彰台を目指す2年目の中垣内祐一監督(50)は、今年の目標を「世界選手権ベスト8相当」と設定。その起爆剤として将来のエース候補、18歳の西田有志(ジェイテクト)を今月25日開幕の国際大会、ネーションズリーグの序盤戦メンバーに抜てきした。

 西田は3月に三重・海星高を卒業したばかり。在学中の1月から内定選手としてプレミアリーグで活躍し、全日本選抜大会でも準優勝に導いた。オポジット(スーパーエース)としては186センチと小柄だが、強打と技術を兼備するレフティーは「経験を積むことが東京につながっていくと思う」と決意表明した。

 エース石川祐希(日本協会)は腰、右膝の不安から同リーグ大阪大会(6月8~10日)での出場を目指す。