アメリカンフットボールの日大選手が関学大2年生QBに悪質なタックルをした問題を受け、アメリカンフットボール関東学生1部の日大を除く15大学の監督らが21日、サイトやSNSを通して共同宣言を発表した。

 「野蛮なスポーツと感じる方が増え、将来も存続しうるか極めて強い危機感」と懸念。「相手へのリスペクトやスポーツマンシップ、フェアプレー精神を大前提に謙虚に取り組んでいき、安全対策を何より優先に心掛けている」とし「フットボールは人生を豊かにしてくれる。今後も真摯(しんし)な姿勢で取り組んでいく」と誓った。17日の監督会で合意したもの。日大にも呼び掛けたが「判断できない」と加わらなかったという。また、関東学生連盟に第三者による調査委員会の立ち上げも要望している。