7月21日、F1第11戦ドイツGP予選が行なわれ、セバスチャン・フェッテルが地元でポールポジションを獲得した。

 ルイス・ハミルトンはQ1でコースオフした際の衝撃で油圧制御系の油圧を失ってストップ。バルテリ・ボッタスはQ3最後のアタックで曲がりくねったセクター3の最速タイムを更新しベッテルの暫定ポールタイムを上回ったものの、ベッテルは直線主体のセクター1と2で最速タイムをさらに更新してボッタスを再逆転しポールポジションを獲得し、地元ドイツの大観衆から大声援を受けた。

「サーキットに来てくれたファンのみんなの応援に感謝したい。昨日の時点でマシンのフィーリングは良かったけど昨日の夜のセッティング変更でさらに速さを引き出し、状況はどんどん良くなっていった。とにかく今日はアドレナリンが湧き出るのを感じたよ。とにかくハッピーだ」

 トロロッソ・ホンダ勢は金曜フリー走行でセットアップが上手く止めきれず、予選前のフリー走行が雨でウエットコンディションになってしまったこともあり、予選でも振るわずピエール・ガスリーが17位、ブレンドン・ハートリーが18位と低迷した。(米家峰起通信員)