日本大アメリカンフットボール部が関東学生連盟から出場資格停止処分の解除を見送られたことに、日大アメフット部父母会会長の男性は31日、「大変残念に思う。父母会としては今後も諦めることなく、チームが生まれ変わったと認めてもらえるように活動していくしかない」とコメントした。

 父母会の一人は「学連は書面上でしか評価していない。選手はチーム改革を宣言し、実際にできることから始めている。本質を見て判断してほしかった」と不満も示した。田中英寿理事長が問題に対応していないと指摘されたことには「大学のトップのことは選手や保護者にはどうしようもない。一緒の問題にされるのは(選手は)かわいそうだ」とも話した。

 ある部員は「まだ考えがまとまらず、何とも答えられない。これから選手同士でも話し合っていくと思う」と話すにとどめた。