バドミントン世界選手権の男子シングルスで日本史上初の金メダルを獲得した桃田賢斗(23=NTT東日本)が6日、羽田空港に帰国した。

 金メダルを下げて到着ゲートから登場し大勢のファンに迎えられると、笑顔で握手に応じるなどリラックス。帰国会見に望んだ桃田は照れたような表情で「初の日本人男子金メダルを獲得することができましたが、先輩方がつくってきたものの上に乗っかった結果です。この結果で満足せず、さらに上を目指したい」とにっこりと笑った。

 初出場で金メダルを獲得した女子ダブルスの永原和可那(22)、松本麻佑(22=北都銀行)組こと「ナガマツ」も同便で帰国。永原は「初めての世界選手権で2人で全てを出し切うと思った結果、優勝できてうれしく思っています。ここからまた切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と話した。