柔道の世界選手権(9月、アゼルバイジャン)男子100キロ級代表のウルフ・アロン(22=了徳寺学園職)が8日、グランプリ・ブダペスト(ハンガリー)大会に出場するため成田空港を出発した。

 今年1月に左膝を手術し、昨年の世界選手権(ブダペスト)以来約1年ぶりの国際大会となる。10キロ以上の減量に苦労したが「昨年はハンガリーで終わったので同じ地で復活したい。結果はもちろんだが、海外選手との試合勘を取り戻して世界選手権へつなげたい」と、2連覇へ向けて気合を入れた。

 前日7日には東京・講道館で行われた世界選手権日本選手団の壮行式に出席した。代表選手は、春日柔道クラブの小学生からそれぞれ花束を受け取った。同クラブ出身のウルフは、たまたま男子日本代表の井上康生監督(40)の兄・智和さん(42)の子どもから受け取ったという。

 「僕も昔、井上(康生)先生や鈴木(桂治)先生らに花束を渡していた立場だったから感慨深いなと思った。まさか、井上先生のお兄さんのお子さんからもらうなんてびっくりでした。これからの日本柔道が本当に楽しみ」と期待を込めた。