昨年の世界選手権女子200メートル個人メドレー銀メダルの大橋悠依(22=イトマン東進)が4分33秒77で、主要国際大会で初めての金メダルを獲得した。

 レースを終えた大橋は「もうちょっといいタイムで優勝したかったけど、ひとまず金メダルを取れてホッとしている。勝つというレースができたことはいいこと。たくさんの人に応援してもらって、こういう雰囲気を味わえて良かった」と笑顔をみせた。

 予選を4分36秒05で全体のトップで通過。「予想通りのタイムでよかった」と手応えをつかんだ様子。決勝でも持ち味を発揮して、勝利した。

 今年の夏は、今大会とジャカルタ・アジア大会(18日開幕)の連戦だが「メダルをとっていければ、癖がつくと思うのでいい。昨年(の世界選手権で)メダルをとったり、日本記録を出したりしているが、まだまだ強い選手がいるので、気持ちをもって泳ぎたい」と話していたとおり、まずは1冠を獲得した。

 日本勢では清水咲子も4分36秒27で銅メダルを獲得した。