日本水連は11日、都内で会見を開いて、7月に水球女子代表合宿が打ち切りとなった問題について、第三者委員会による調査報告書を開示した。報告書は91ページに及ぶもので、ヒアリング対象者は、代表選手13人、女子代表の指導者5人、男子代表の大本監督、水球関係者ら合計37人となった。

 報告書では、試合でのプレーや戦術をSNS上で批判した男子代表の大本監督の行為を、不適切と判断。日本水連は大本監督に対して、「けん責 文書による注意を行い戒める」の処分を科すことになった。女子代表はジャカルタ・アジア大会(18日開幕)での金メダルを目指し、7月30日から合宿中で、選手13人全員が参加している。