世界ランキング2位の日本が同1位のライバル米国に延長10回の末6-7とサヨナラ負けを喫し、2大会ぶりの優勝を逃した。

 藤田倭(27=太陽誘電)が打者として意地を見せた。先発した米国との準決勝は8回まで1人で投げ抜くも、サヨナラ負け。この日は6番打者として6回にソロ、10回には一時勝ち越しとなる2ランを放ち、チームを引っ張った。上野との2本柱として期待される27歳は「上野さん1人では体力的にもきついが、同じレベルにならないとマウンドに立てない。若手が結果を出していかないと強くならない」とさらなる成長を誓った。