国際体操連盟(FIG)は13日、新体操でリオデジャネイロ五輪個人総合12位のサビーナ・アシルバエワ(カザフスタン)にドーピング違反があったとして6月7日から2年間の資格停止処分を科すと発表した。通知から21日以内にスポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てができる。

 FIGによると19歳のアシルバエワは昨年4~6月にアジア選手権を含む4試合で利尿作用のあるフロセミドなどの禁止薬物に陽性反応を示した。同期間の成績を抹消し、賞金やメダルは剥奪する。