女子予選が行われ、初の総合優勝を目指す野中生萌や、今季3勝を挙げている野口啓代(ともにTEAM au)が上位20人による準決勝に進んだ。野中は予選2組で5課題全てをクリアし、野口は予選1組で4完登だった。

 日本勢は16歳の伊藤ふたば(TEAM au)や18歳の中村真緒(青学大)らを含め、計6人が予選を突破した。

 18日は男女の準決勝、決勝が行われる。

 ◆伊藤ふたばの話 第4課題は登れる課題だったと思うが、ちょっと集中力が切れてうまくコントロールできなかった。決勝に残れるように、強い気持ちを持っていきたい。

 ◆小武芽生の話(4完登で準決勝に進み)登る前から楽しみだった。そういうときは調子がいい。楽しかった。パワー負けしないようにしたい。

 ◆中村真緒の話 4完登が(準決勝進出の)ボーダーラインかなと思っていた。できることはやりきった。試技数はかかったけど、まずまずの登りはできた。