錦織圭(28=日清食品)が、大坂なおみ(20=日清食品)の強さに驚き、刺激を受けた。

自分が試合を行うコートの直前の試合が、大坂の3回戦シングルスだった。世界19位の大坂は、同33位のサスノビッチ(ベラルーシ)を6-0、6-0のスコアで完勝し、日本女子として14年ぶりに16強入りした。

錦織はその試合後にコートに入り、ディエゴ・シュウォーツマン(26=アルゼンチン)を破って、2年ぶりの全米16強入りを果たした。

試合後のインタビューで、完勝した大坂の試合について聞かれると「うれしかった。まさかのスコアでしたが、なおみちゃんも頑張っているのを見ると励みになる。2人で(今大会も)上に行きたい」と刺激を受けた様子。さらに「(自分が試合に入る前に)リズムを作ってくれて、自分にとっては、いいモチベーションとなっている。2人で勝ち進んでいけるといいと思う」と話した。