世界ランキング19位の大坂なおみ(20=日清食品)が、同20位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-3、2-6、6-4で下し、4大大会初の8強入りを決めた。

大坂は第1セットは第5ゲームにブレーク成功。第9ゲームも奪いセットを先取した。第2セットは第3、5ゲームをブレークされ落とした。最終セット、第4ゲームにブレークし先行すると、最後は第10ゲームでサバレンカのダブルフォールトで決着がつき初のグランドスラムベスト8進出を決めた。全米8強は2004年の浅越しのぶ以来となる。

試合後、大坂は「すごくうれしい。この試合が一番嬉しかった。(この試合で)一番大切だったのは我慢だった。(最後のマッチポイントは)ダブルフォルトお願いしますって感じだった。(前の錦織の試合は)見ていた。勝つ気持ち(もらった)」と試合を振り返った。

世界19位の錦織圭(28=日清食品)も同じコートの前の試合で勝利し2年ぶり3度目のベスト8に進出。日本選手が同じ4大大会で複数、8強以上に進出するのは95年ウィンブルドンの松岡修造、伊達公子以来、史上3度目の快挙となった。