2日に閉幕したアジア大会(ジャカルタ・パレンバン)の空手女子形で金メダルを獲得した清水希容(24)が6日、ミキハウス所属の9選手と大阪・八尾市の本社へ報告に訪れた。

11月にスペインで行われる世界選手権での3連覇に向けて「地元スペインの選手も強い。レベルを上げていきたい」。その先の20年東京五輪では「自分が納得できる演武をして優勝したい」と目標を掲げており、大切な秋の大舞台になる。

アジア大会から帰国後の4日には、台風21号が関西を直撃。大阪市内に住む清水は当初、練習に向かおうとしていたが「近所で瓦が落ちてきたり、木も倒れたり…。火事があったところも近くでした」と自宅待機しながら不安な思いになったという。次戦はプレミアリーグ(14~16日、ドイツ・ベルリン)となり「ドイツ、東京(10月)で、試合(世界選手権)にピークを持っていきたい」と冷静に意気込んだ。