体操女子リオデジャネイロ五輪代表宮川紗江(18)のパワハラ告発を受けた日本協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と夫の塚原光男副会長(70)が7日、代理人弁護士を通じ、コメントを発表した。

現在の騒動に対し「早く事態が収束されることを願っている」としたほか、情報番組に出演するなどして発言している「特定の体操関係者」を「誤った事実等を伝えている」「決して許されるものではない」と非難した。

以下コメント全文

現在「ラビッツ体操塾」公式サイトのブログ内容がニュースになっており、一般財団法人新座市体操協会の浅香実津夫氏が「紗江ちゃんがウソをついていることで、単純に紗江ちゃんの将来が心配です」「早急に謝罪して事態の沈静化を図るべき」とのコメントをされておりますが、私たちも今回の件について、全ての体操関係者たち、そして何より選手たちのために1日も早く事態が収束されることを強く願っております。なお、私たちは、今回の一連の報道を見ていますと、特定の体操関係者がコメンテーターとしてメディアに連日出演し、各週刊誌の取材に応じ、今回の問題をいたずらに膨らませ、また多くの誤った事実等を伝えていると感じておりますが、そういった行為には私たちも心を痛めており、体操関係者、そして何より現在頑張っている選手たちに大きな迷惑をかける行為であり、決して許されるものではないと考えております。