美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)が7日、宣言通り、パワハラ問題で揺れる体操の宮川紗江選手(18)とスポンサー契約の話し合いを行った。その後、日刊スポーツの取材に応じ「前所属のやられていたことを、そっくりそのまま肩代わりします。全部引き受ける」と改めて全面支援を約束した。

「自分はスポンサーになったとき、要望や希望は一切出さない。本人の希望をそのまま受け入れる。コーチ、遠征、練習場など、宮川選手の希望通りにしていく。ホワイトナイトですから」。従来から話していたように、金額に上限はつけず「いくらでも出す」という。

自身のツイッターでも宮川選手との写真をアップ。「宮川選手とスポンサー契約の相談。体操協会のOKもらったら身内なう」とツィート。さらに「体操協会のルールが変わって、前もってスポンサーのお伺いが必要なんだって。ではまず体操協会の許可をいただくよう手配するぜ。かっちゃんは体操協会の顔を潰すようなことはしません。筋を通します。会長さん副会長さん理事のみなさんよろしくお願いいたします。なう」などとつぶやいた。

16年リオ五輪女子代表の宮川選手は、日本協会の塚原千恵子強化本部長からのパワハラを告発。5月には所属先となったレインボーに契約解除を申し入れていた。高須院長はパワハラ問題発覚後、宮川選手を支援する意思を表明しており、今後はメーンのスポンサーになる。