女子200メートルバタフライで、中野未夢(みゆ、東洋大)が、日本代表の2人を破って、大会連覇を果たした。長谷川涼香、持田早智を相手にして、ラストスパートで2分8秒32で優勝した。

大学3年の中野は「パンパシフィック選手権とアジア大会の代表2人がいるので、表彰台の一番下(3位)かなと思ったけど、連覇ができてうれしい」と笑顔で話した。レース前には平井コーチから「落ち着いていけ」とアドバイスされていたという。

中野は「前半に落ち着いていけば、後半に差せると思った。(日本代表選考がある)4月は調子が上がらずに悔しいと思ったけど、周りに『夏女』と言われていたので、頑張りたいと思った」とうれしそうに口にしていた。