オービックが苦しみながらも2勝目を挙げた。1勝1敗同士のLIXIL戦。FGで先制もTDパスで逆転されて、6-7で前半を折り返した。後半はRB望月のランTDで逆転したが、すぐにインターセプトリターンTDを喫して追いつかれた。第4QにCBビーティーのインターセプトから、K星野が3本目のFGに成功。LIXILの反撃を抑え、17-14で逃げ切った。

今季新加入のQBハワードが、ランでは118ヤード稼いだが、パスでは3インターセプトを喫してTDはなかった。攻撃がどうもかみ合わない。春は東日本のパールボウルを制した。古庄ヘッドコーチは「春はハワードの個人技で勝っていた。相手も警戒してくる。けが人もあるが、全員で同じ絵が描けていない」と分析した。

前節では序盤に17-0から、ノジマ相模原に逆転サヨナラFGで初黒星を喫した。「守備がよく抑えてくれた。1勝するのは簡単ではない。攻守ともノジマ戦よりは1週間で成長はしている」と巻き返しを期した。