今季シニアデビューで、ショートプログラム(SP)5位発進の山下真瑚(15=愛知・中京大中京高)がフリー3位の126・89点をマークし、合計182・22点で3位に入った。15年世界女王のトゥクタミシェワ(ロシア)が合計206・07点で優勝した。山下の主な一問一答は以下の通り。

-昨日「(フリーでは)できることを全部出したい」と言っていたが

山下 今できることかな、と思いました。

-蝶々夫人を演じてみて、見つけた課題は

山下 やっぱり体力かなと思います。後半になってくると、どうしても足にきてしまうので、もっと滑りこまないといけないなと思いました。

-ステップ、スピン、ジャンプといろいろあると思うが、どのような時に一番そう感じたか

山下 ジャンプの前に助走をつけていくところで、足にきていて、しっかり抑えられない部分が多かったので、それが課題だと思います。

-182点という点数は

山下 結構、今回の演技に合った得点かなと思います。

-昨日は自己採点10点と言っていたが、今回は

山下 50点くらいです。

-残りは

山下 体力とか。体力がなくなってきてもジャンプで回転不足にならないように、跳べる練習ができたのかなと思います。

-良かったところは

山下 意地で降りました。

-これからグランプリ(GP)シリーズへと続いていくが

山下 この3試合の結果とか、滑った感じとかで、課題がたくさん見つかったので、そこをグランプリシリーズまでに直していけたらいいなと思います。

-GPスケートカナダでは、どんな結果を残したいと考えているか

山下 ショートとフリー、全部うまく合ったことがないので、両方とも自分が満足できる演技ができたらいいなと思っています。