凱旋(がいせん)試合は、なかなかタフだ。女子テニスで、17日開幕の東レ・パンパシフィック・オープン(東京・アリーナ立川立飛)に出場する全米オープン優勝、世界7位の大坂なおみ(20=日清食品)は、初戦の2回戦で14年全豪準優勝で同29位のチブルコバ(スロバキア)と予選勝者の勝ち上がりと対戦することが15日、決まった。チブルコバとは大坂から1勝0敗。

順当にいけば準々決勝で同25位のストリコバ(チェコ)、準決勝で全豪覇者で同2位のウォズニアッキ(デンマーク)との対戦となる。この日、母環さん、バイン・コーチらと姉まり(22)の予選1回戦を応援。その後、大相撲秋場所を観戦した。

姉まりはドイツ選手に1-2で敗れたが、妹の全米優勝に「すごくうれしかった。(妹は)わたしの子どもみたいだから」と喜んだ。姉妹同時の本戦出場はならなかったが「一緒にコンビニに行って、おにぎりを買った」。妹には凱旋優勝に期待がかかるが「上手にやったら誰にでも勝つ。普通にやれ!」とハッパを掛けていた。