今季初戦で平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)4位の宮原知子(20=関大)は、フリー133・70点、合計201・23点で優勝した。シニア2年目の白岩優奈(16=関大KFSC)は同115・39点、合計170・74点で5位だった。

宮原は冒頭のジャンプで2回転に。続けてのジャンプは転倒し失敗。その後のジャンプは、3連続ジャンプなど大きなミスもなく演技した。演技後は、笑顔なく納得していない表情を見せた。

白岩は冒頭の3回転2回転の連続ジャンプをうまく着氷すると続けて跳んだ3回転もうまく着氷した。中盤のジャンプ2つも無難に着氷。終盤の連続ジャンプでは2つ目のジャンプの着氷で、少しバランスを崩した。ステップでは全身を大きく使い表現。演技後は少し悔しそうな表情を見せたがすぐに笑顔を見せた。

宮原は新SPで「小雀に捧げる歌」を披露し67・53点を記録。白岩は3回転ループの転倒などが響いて55・35点の6位だった。