早大が苦戦も逆転で、唯一の開幕2連勝となった。無敗同士で明大との対戦。0-10とリードされたが、ランとパスの連続TDで逆転した。その後も4TDを加えたが守備も3TDを許し、42-32で逃げ切った。

早大は開始5プレーで先制TDを許し、最初の攻撃ではいきなりファンブロストからFGを加えられた。あっという間に0-10とされた。ここからランで反撃のTDを挙げると、QB柴崎が3連続TDパスで逆転した。柴崎は開幕戦で3インターセプトから巻き返して見せた。

ところが、守備が明大のパスに翻弄(ほんろう)されて反撃を許し、最後まで息の抜けない展開になった。DL斉川主将は「明大は強かった。リードして油断が出た。またやり直しです」。立大がまだ1試合消化で1勝のため、早大は暫定ながらも首位に立ったが、その喜びは一切なかった。

法大も逆転勝ちで今季初勝利を挙げた。日体大に最初の守備で先制TDランを奪われた。FGを返し、パントブロックからQB勝本のTDパスで逆転。次の攻撃でも連続でTDパスを加えた。その後はインターセプトの応酬となったが、最後に勝本がランでもTDし、23-10で勝利した。日体大は唯一の2連敗となった。