20年東京オリンピック(五輪)のテスト大会を兼ねたセーリングのワールドカップ(W杯)江の島大会は16日、最終日を迎え、レースができる十分な風が吹かず、男女の470級のメダルレースは中止。

これまでの8レース終了時点での順位が最終順位となり、日本男子の岡田奎樹(22=トヨタ自動車)外薗潤平(27=JR九州)組が、W杯史上初の金メダルを獲得。20年東京五輪と同会場で世界の頂点に輝き、岡田は「本番でも金を狙いたい」。岡田、外薗組は、8レースの半分の4レースを2位以上となり、安定して上位に食い込んだ。また、8月の世界選手権で日本女子初の金メダルに輝いた吉田愛、吉岡美帆(ベネッセ)組は銀メダルだった。