世界ランキング7位で第3シードの大坂なおみ(20=日清食品)が、全米オープン女王となり臨んだ凱旋(がいせん)試合で勝利を飾り、8強入りした。14年全豪オープン準優勝で同30位のドミニカ・チブルコバ(29=スロバキア)を6-2、6-1で破った。

大坂はこの大会16年に準優勝。準々決勝は第8シードで世界ランキング25位バルボラ・ストリコバ(チェコ)と同27位アネット・コンタベイト(エストニア)の勝者と対戦する。



大 坂26-2
6-1
0チブルコバ


第2セット


   101112
大 坂       6
チブル            1

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク

▼第7ゲーム チブルコバのサーブ。30-40から大坂が3連続ブレークで6ゲーム連取し、わずか59分でチブルコバに勝利

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。40-0からチブルコバのリターンがネットにかかり、大坂がキープで5ゲーム連取

▼第5ゲーム チブルコバのサーブ。30-40からチブルコバのショットがネットにかかり、大坂が連続ブレークで4ゲーム連取

▼第4ゲーム 大坂のサーブ。大坂がキープ

▼第3ゲーム チブルコバのサーブ。15-40からチブルコバのショットがサイドラインを割り、大坂がブレーク

▼第2ゲーム 大坂のサーブ。40ー15からセンターに強烈なサービスエースを決めキープ

▼第1ゲーム チブルコバのサーブ。ラブゲームでキープ

第1セット、強烈なサーブを放つ大坂なおみ(撮影・狩俣裕三)
第1セット、強烈なサーブを放つ大坂なおみ(撮影・狩俣裕三)

第1セット


   101112
大 坂       6
チブル           2

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク

▼第8ゲーム 大坂のサーブ。40-30から逆クロスに時速196キロの強烈なサービスエース。チブルコバは1歩も動けず。大坂が第1セット先取

▼第7ゲーム チブルコバのサーブ。0-30からジュースに持ち込んだチブルコバがキープ

▼第6ゲーム 大坂のサーブ。15-15からフォアハンドで鋭い角度のクロスを決める。40-15から再びフォアハンドのクロスを決め、大坂がキープ

▼第5ゲーム チブルコバのサーブ。40-15から大坂のリターンがネットにかかり、チブルコバがキープ

▼第4ゲーム 大坂のサーブ。40-15からサービスエースを決めた大坂がキープで4ゲーム連取

▼第3ゲーム チブルコバのサーブ。0-40からチブルコバが盛り返しジュース。2度のジュースの末、大坂がバックハンドの逆クロスをサイドライン際に決め、大坂が連続ブレークで3ゲーム連取

▼第2ゲーム 大坂のサーブ。30-0からセンターに強烈なサービスエース。大坂がキープ

▼第1ゲーム コイントスに勝ったチブルコバがサーブを選択し試合開始。大坂がフォアハンドのストレートで最初のポイントを奪うと、場内は割れんばかりの大きな拍手。大坂がいきなりブレーク

多くの観客が見守る中、コートに入る大坂なおみ(撮影・狩俣裕三)
多くの観客が見守る中、コートに入る大坂なおみ(撮影・狩俣裕三)