全米オープン女王で世界7位、第3シードの大坂なおみ(20=日清食品)が、凱旋試合でストレート勝ちし、8強入りした。14年全豪オープン準優勝で同30位のドミニカ・チブルコバ(29=スロバキア)を6-2、6-1で破った。

3ゲームを失ったのみで、相手を寄せ付けなかった。第2セットは、第2ゲームから6ゲームを連取し、わずか59分で試合を終えた。

試合後は「こんばんわ。今日の試合見に来て(くれて)ありがとうございます」と日本語で話し笑顔を見せた。観客から立ち上がって拍手を浴びた大坂は「ちょっと恥ずかしい」とはにかんだ。

16年に準優勝している大坂が初優勝へ好スタートをきった。準々決勝は第8シードで世界ランキング25位バルボラ・ストリコバ(チェコ)-同27位アネット・コンタベイト(エストニア)の勝者と対戦する。