全米オープン女王となった世界ランキング7位の大坂なおみ(20=日清食品)が、準決勝で同37位カミラ・ジョルジ(26=イタリア)を6-2、6-3のストレートで下し、準優勝した16年以来2年ぶりに決勝に進出した。


決勝で日本人女子初の年間ツアー3勝目指し、同8位のカロリナ・プリスコバ(26=チェコ)と対戦する。



大 坂26-2
6-3
0ジョルジ


第2セット


   101112
大 坂       6
ジョル          3

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

決勝進出を決め笑顔を見せる大坂(撮影・横山健太)
決勝進出を決め笑顔を見せる大坂(撮影・横山健太)

▼第9ゲーム ジョルジのサーブ 40-30から大坂のバックハンドのウィナー。ジュースとなりジョルジがネットにかけ大坂がマッチポイント。最後はジョルジのショットがミス。大坂がストレート勝ち


▼第8ゲーム 大坂がラブゲームでキープ


▼第7ゲーム ジョルジのサーブ 40-30からバックハンドのダウンザラインでジョルジがキープ


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 40-15からバックハンドのダウンザラインで大坂がキープ


▼第5ゲーム ジョルジのサーブ 30-40からジョルジのサービスエースでジュース。ダブルフォールトで大坂がアドバンテージ。最後はジョルジのフォアハンドがベースラインをオーバー。大坂がブレーク


▼第4ゲーム 大坂のサーブ 40-15からサービスエースで大坂がキープ


▼第3ゲーム ジョルジがラブゲームでキープ


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 15-15からバックハンドのウィナー。ジョルジもバックハンドで返す接戦。2度目のジュースからジョルジのフォアハンドがアウト。最後はジョルジが返球できず、大坂がキープ

 

▼第1ゲーム ジョルジのサーブ30-30から大坂がネットにかけるもジョルジがダブルフォールトでジュース。2度目のジュースからジョルジのフォアハンドが決まりアドバンテージ。最後は大坂がネットにかけ、ジョルジがキープ


第1セット


   101112
大 坂       6
ジョル           2

○はキープ、●はブレーク、Tはタイブレーク

第1セット、強烈なバックハンドを放つ大坂(撮影・横山健太)
第1セット、強烈なバックハンドを放つ大坂(撮影・横山健太)

▼第8ゲーム 大坂のサーブ ラリーで圧倒した大坂が30-0とリード。ジョルジのリターンがアウトし、セットポイント。ジョルジのバックのリターンがネットにかかり、大坂がキープして第1セットを先取


▼第7ゲーム ジョルジのサーブ 40-30からジョルジのバックがアウトしジュース。2度目のジュースでジョルジのバックがネットにかかり、大坂にブレークチャンス。ジョルジのバックがアウトし、大坂がブレーク


▼第6ゲーム 大坂のサーブ 大坂がミスでポイント先行されるが、3本のエースを決めて大坂がキープ


▼第5ゲーム ジョルジのサーブ ジョルジのバックがアウトし、大坂がポイント先行も、ジョルジが1本目のエースをセンターに決め15-15。大坂がロブからのスマッシュを決め15-30。ジョルジのバックがアウトし大坂に15-40とダブルのブレークチャンス。アングルに振ったショットからフォアのストレートのウイナーを決め、大坂がブレーク


▼第4ゲーム 大坂のサーブ ファーストの確率は56%だが、ラリーで優位に立った大坂がラブゲームでキープ


▼第3ゲーム ジョルジのサーブ サーブ好調のジョルジがキープ


▼第2ゲーム 大坂のサーブ 1本目のエースで15-0。リターンエースを決められ30-15となるが、40-15からジョルジのフォアがアウトし大坂がキープ


▼第1ゲーム ジョルジのサーブ ジョルジのサーブで試合開始。大坂のリターンミスでジョルジがファーストポイント。40-0から40-30と大坂が巻き返し、大坂がフォアのクロスのウイナーでジュースに持ち込むが、ファーストを決めたジョルジがキープ

試合前、笑顔で写真に納まる大坂(左)とカミラ・ジョルジ(撮影・横山健太)
試合前、笑顔で写真に納まる大坂(左)とカミラ・ジョルジ(撮影・横山健太)