女子3メートル板飛び込みで、三上紗也可(17=米子DC)が、298・80点で初優勝した。8月のジャカルタ・アジア大会で4位になった経験を生かして、2位だった金戸凜(15)に12・30点差をつけた。

決勝の4本目では全選手中最高の64・50点をマーク。「練習で不安な種目だったが、一番よかった。アジア大会から自信がついている」。これまでジャンプのタイミングがずれると「あ、やばい」と焦ったというが「最近は普通の顔で飛ぶように心がけています」。

同種目で4連覇していた板橋が右目網膜剥離手術の影響で出場しない中で、しっかりと結果を出した。三上は「初優勝はうれしいけど、330点を狙っていたので悔いがある。目標は東京オリンピックでのメダル。精度を高めたい」と意気込んだ。