男子200メートル自由形(知的障害S14)で東海林大(19=三菱商事)が1分57秒11の日本新をマークして2位になった。優勝は1分56秒78のシュルター(オーストラリア)だった。

「最後まで気持ちよく泳げました。予選は前半から飛ばしたけど、それが決勝に生きました」と東海林。午前の予選では前半のハイペースが影響して終盤に失速し、2分5秒86。その泳ぎを午後の決勝で修正し、1コースながら今年5月にイタリアで記録した1分58秒60を上回った。

6月の英国遠征では100メートルバタフライで55秒72の世界記録を樹立している。日本の現役選手では5人しかいない世界記録ホルダーの1人。20年東京でもメダルが期待されるが、「先のことは考えません。姿勢、フォームの基本をしっかり身につけることです」と自然体だった。