男子100キロ超級でリオ・オリンピック(五輪)銀メダルの原沢久喜(26)は敗者復活戦を勝ち上がって3位だった。

前大会初戦敗退の原沢は3位にとどまった。準々決勝ではウルジーバヤル(モンゴル)に一本背負いで一本負け。敗者復活戦から「何とか切り替えて」銅メダルを獲得した。「優勝を狙っていたので非常に悔しい。(海外勢に)対応しきれなかった」と唇をかんだ。8連覇中のリネール(フランス)不在で金メダルの絶好のチャンスだっただけに、痛恨の敗戦となった。4月には柔道に集中するために日本中央競馬会を退社し、フリーとなった。最重量級の代表争いをリードするためにも「どうしても勝ちたかった」と悔やんだ。