2020年東京オリンピック(五輪)で実施されるスケートボードの初の世界選手権開催が決まった。五輪競技の統括団体であるワールドスケートが発表したもので、パークは10月29日から11月4日に中国・南京で、ストリートは来年1月8日から13日までリオデジャネイロで行われる。スケートボードは体制作りが遅れ、五輪競技として唯一世界選手権が実施されていなかった。

パーク出場枠は1カ国男女各3人だが、アジア大会優勝の笹岡建介(19)四十住さくら(16)ら直前に行われるプロツアー「バンズ上海大会」の出場資格保持者は別枠となる。また、男女各2人のストリートも堀米雄斗(19)ら18年の「ストリート・リーグ」出場者には出場権が与えられる。日本は5月に行われた日本選手権上位選手から派遣選手を決める。