17年ジュニアグランプリ(GP)ファイナル3位の須本光希(17=大阪・浪速高)が67・72点を記録し、首位発進となった。

冒頭の3回転フリップを成功させ、2つ目は体のコンディションを考慮してダブルアクセル(2回転半)。終盤のルッツ-トーループの連続3回転ジャンプは出来栄え点(GOE)で0・79点の減点となったものの、スピン3つは全て最高のレベル4だった。「今の状態だといい方。フリーでは(トリプル)アクセルをやろうと思っています」と振り返った。

この日から高校の定期テストが始まっているといい「ちょっと眠たかった」とお疲れ気味。前日5日こそ、日付が変わる頃に眠ったものの「その前とかは夜中の2時まで勉強したり…」と高校生ならではの難しさがある。フリーは7日。「結果として優勝できればいいけれど、あまり考えず、自分が今できることをやりたい」と控えめな中にも意気込みをにじませた。