世界12位の錦織圭(28=日清食品)が、苦戦しながらも中国の新鋭を下し初戦突破した。17年全米オープンのジュニアを制した18歳、同415位のウー・イービン(18=中国)に3-6、6-0、6-3で逆転勝ちした。
錦織は、12年7月のアトランタオープン準々決勝で添田豪に敗退して以来、アジア選手に負けなし。日本選手をのぞくと、08年4月のデビス杯対インド戦でボパンナに敗れて以来10年以上も負けがなく、仮に敗れていれば一大事だった。
3回戦は世界ランキング57位サム・クエリー(31=米国)と対戦する。
錦 織 | 2 | 3-6 6-0 6-3 | 1 | ウー・イービン |
第3セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | 6 | |||||||
ウー | ○ | ○ | ○ | 3 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
▼第9ゲーム 錦織のサーブ。40-15から最後は、ウーがどうにか返したふらふらと高く上がったショットを叩きつけてキープ。錦織が逆転で初戦突破
▼第8ゲーム ウーのサーブ。40-15からサービスポイント奪いキープ
▼第7ゲーム 錦織のサーブ。40-0からサービスポイントを奪った錦織がラブゲームでキープ
▼第6ゲーム ウーのサーブ。ジュースの末、最後は長いラリーとなりウーのショットがネットにかかり、錦織がブレークに成功
▼第5ゲーム 錦織のサーブ。40-0からウーが高く上がった錦織のショットをミスショット。サイドラインを大きく割り、錦織がラブゲームでキープ
▼第4ゲーム ウーのサーブ。15-30からの長いラリーは錦織が深い角度のフォアハンドショットを決め15-40。2度のジュースの末、最後はサービスポイントを奪ったウーがキープ
▼第3ゲーム 錦織のサーブ。40-15からウーのリターンがベースラインを割り、錦織がキープ
▼第2ゲーム ウーのサーブ。ラブゲームでキープ
▼第1ゲーム 錦織のサーブ。40-15から、ウーを左右に振り回し、最後はあざ笑うかのようなドロップショットを決めた錦織がキープ
- シングルス2回戦 ウー・イービン と対戦する錦織圭(共同)
第2セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織 | ○ | ◎ | ○ | ◎ | ○ | 5 | ||||||||
ウー | 0 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
▼第6ゲーム ウーのサーブ。15-40から、錦織のフォアハンドショットをウーが返せず、錦織が3連続ブレークで第2セットを奪い返した
▼第5ゲーム 錦織のサーブ。40-15からサービスポイントを奪いキープ
▼第4ゲーム ウーのサーブ。ジュースの末、ウーのショットがベースラインを割り、錦織が連続ブレーク
▼第3ゲーム 錦織のサーブ。ジュースの末、ドロップショットを決めた錦織がキープ
▼第2ゲーム ウーのサーブ。15-40から連続サービスポイントを奪いジュースに。最後はウーのショットがネットにかかり、錦織がブレーク
▼第1ゲーム 錦織のサーブ。40-15からウーのショットがベースラインを割り、錦織がキープ
- シングルス2回戦 ウー・イービン と対戦する錦織圭(共同)
- ショットを放つウー・イービン(AP)
第1セット
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | T | 計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
錦織 | ○ | ◎ | ○ | 3 | ||||||||||
ウー | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | ○ | 6 |
○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク
▼第9ゲーム ウーのサーブ。40-30からフォアハンドのストレートを決めキープ。ウーが第1セットを先取
▼第8ゲーム 錦織のサーブ。0-30から錦織のフォアハンドがショットがサイドラインぎりぎりを捉えたに見えたが、チャレンジの結果アウトに。0-40から錦織のショットがサイドラインを外れ、ウーがラブゲームでブレーク
▼第7ゲーム ウーのサーブ。40-15から錦織のショットが大きくラインを外れ、ウーがキープ
▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-30からウーの逆を突くフォアハンドのストレートを決めキープ
▼第5ゲーム ウーのサーブ。40-15からサービスポイントを奪いキープ
▼第4ゲーム 錦織のサーブ。15-40から錦織のリターンがベースラインをわずかに外れ、ウーがブレークバック
▼第3ゲーム ウーのサーブ。15-30から錦織が大きく逆方向に振られながら追いつき、フォアハンドのストレートをベースラインぎりぎりの位置に決める。最後は長いラリーの末に根負けしたウーのショットがネットにかかり、錦織がこの試合最初のブレークに成功。錦織はガッツポーズ
▼第2ゲーム 錦織のサーブ。40-30からバックハンドのストレートを決めキープ
▼第1ゲーム ウーのサーブで試合開始。15-30からフォアハンドのストレートで連続ポイント。最後は錦織のショットがネットにかかり、ウーがキープ
▼試合前 コイントスに勝ったウーがサーブを選択