世界12位の錦織圭(28=日清食品)が、苦戦しながらも中国の新鋭を下した。17年全米オープンのジュニアを制した18歳、呉易■(ウー・イービン、18=中国)に3-6、6-0、6-3で逆転勝ちした。

錦織は第1セット、先に相手のサービスゲームをブレークしたが、すぐにブレークバックを許した。相手の失うものがない強打に守りに回り、第1セットを失った。しかし、第2セットは6-0で制し、その勢いを最後までつなげた。

錦織は、12年7月のアトランタオープン準々決勝で添田豪に敗退して以来、アジア選手に負けなし。日本選手をのぞくと、08年4月のデビス杯対インド戦でボパンナに敗れて以来10年以上も負けがなく、仮に敗れていれば一大事だった。

3回戦は世界ランキング57位サム・クエリー(31=米国)と対戦する。

※■は、日の下に丙