バドミントンの女子ダブルス世界ランキング1位、福島由紀(岐阜トリッキーパンダース)がドーピングの抜き打ち検査時に味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)の宿泊施設の自室におらず、日本協会が注意していたことが10日、分かった。

今夏の世界選手権男子シングルス覇者の桃田賢斗(NTT東日本)の部屋におり、同選手にも注意した。銭谷欽治専務理事が明らかにした。

銭谷専務理事によると、福島が自室にいなかったのは今年5月の代表合宿中の早朝。ドーピングの検査官は選手が事前に届け出た行動予定に基づき、予告なしに訪問する。選手が検査が可能としていた時間帯にその場におらず、検査を逃れたケースが1年間で3度あると、資格停止となる可能性がある。今回の福島は最終的に検査は受けたという。

日本協会は「誤解を招くような行動は慎むように」と口頭で注意した。

福島は同じ所属先の広田彩花選手とのペアで、世界選手権で2年連続銀メダルを獲得。

桃田は2016年4月に発覚した違法賭博問題で出場停止処分を受け、リオデジャネイロ五輪に出場できなかった。今年から日本代表に戻った。