男子形で新馬場一世(29=西濃運輸)が銅メダルを獲得した。3位決定戦で世界選手権銀メダルのダミアン・キンテーロ(スペイン)を4-1で下した。

「思いっきり、気持ちよく戦おうと思っていました」と振り返った。観客も多く集まる中だったが「自分にプラスになる緊張」と話した。

1週間前の福井・国体では準決勝で本に0-5で敗れた。フィジカルの強化に重点を置きすぎていた反省を生かし、「心技体」の技の修正に重点を置き、今大会へ調整してきたという。結果に手応えを示し、今後へ向けては「心技体が丸のようにいいバランスになるように」と語った。