明大と法大が1敗を守り、優勝戦線に踏みとどまった。明大は中大を攻守に圧倒して、44-0の完勝で3勝1敗となった。中大は1勝2敗。法大は慶大に食い下がられたが、21-18で逃げ切って2勝1敗とした。慶大は1勝3敗。今節試合のなかった早大が3戦全勝と無敗を守っている。立大も前日に日体大を下して2勝1敗とし、可能性を残している。

明大は中大をまったく問題にしなかった。開始の攻撃でTDパスを決めると、インターセプトからさらに2TDパスなど、前半で28-0と大きくリードした。後半もインターセプトリターンTDに3FGを加えた。守備も6つのターンオーバーを奪って、完封勝ちを収めた。

法大は苦戦の末の2勝目だった。最初の攻撃で先制TDランを挙げ、第2QにFGを返されたが、前半終了間際にTDパスで14-3と差を広げた。第3Qにセーフティーを奪われ、FGも許したが、第4Qに入ってTDパスを決めた。直後にキックオフでビッグリターンを許し、ランTDを奪われた。さらにインターセプトからFGで3点差に迫られたが、ボールキープして振り切った。