10月29日、F1第18戦USGPのフリー走行が行なわれ、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がトップタイムを記録した。

午前中のフリー走行1回目はフルウエットコンディションとなったが午後のフリー走行2回目の後半は雨量が少ないコンディションとなり各車がインターミディエイト(浅溝)タイヤで走行。

ハミルトンはここで2018年のドライバーズタイトル獲得の可能性がある。USGPでライバルのセバスチャン・フェッテル(フェラーリ)より8点多く獲得すれば確定するため、自身が優勝しフェッテルが3位以下ならハミルトンの自信5度目の戴冠が決まる。

トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは新型フロントウイングなど改良型空力パーツをトライ。ウエットコンディションの中でハミルトンに次ぐ2番手タイムを記録して好調ぶりをアピール。空力アップデートのないブレンドン・ハートリーも6番手につけた。

トロロッソ・ホンダは日本GP後にパワーユニットに問題が見つかったため対策を施し、ガスリー車は金曜から、ハートリー車は土曜日から対策型の新品に換装。これで2台ともにグリッド降格ペナルティーで最後尾スタートが決まっている。(米家峰起通信員)