女子500メートルは、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)金メダルの小平奈緒(32=相沢病院)が、今季の国内初戦を37秒78で制し、国内外28連勝を果たした。高木美帆(24=日体大助手)は、自己ベストとなる37秒97で2位に入った。

小平が今季の国内初戦で16年10月から続ける連勝を28に伸ばした。ワールドカップ(W杯)代表選考を兼ねた全日本距離別選手権(26日開幕、長野)に向けた試走的な意味合いが強いレースだったが、37秒78の好タイムでフィニッシュ。「例年と同じようにはいっていないが、そういう意味ではまずまず合格点」と前向きに話した。今季は世界記録が狙える大会が年明けから本格化する。「最初からガツガツやると息切れしてしまう」。女王が新たな目標に向け静かにスタートした。