平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)4位で昨年覇者の宮原知子(関大)は73・86点で首位につけた。

2連覇を目指す宮原が大きなミスのない貫禄の演技で首位発進した。昨季までは回転不足を取られることが多かったジャンプを改良中。最初のルッツ-トーループの2連続3回転ジャンプでは、出来栄え点で1・52点を稼ぐなど成果が出たが、3回転フリップでは不明瞭な踏み切りとなって減点したジャッジもいた。「フリップは練習ほどいいジャンプができなかった。もう一息」と課題を口にした。