2020年東京五輪・パラリンピックへ向けて、筑波大と東京都文京区が共催で「ボランティア育成セミナー」を開催する。大会組織委員会の文化・教育委員会の委員を務める筑波大の真田久教授や、同じく組織委員会のボランティア戦略策定に携わった文教大の二宮雅也准教授、元JAL国際線ファーストクラスのチーフCAで「おもてなし学」の第一人者でもある筑波大の江上いずみ客員教授のほか、オリンピアンら著名講師陣による講義と実技を通して、障がい者のサポート方法などを学び、国際大会のボランティアの知識やおもてなしの心を身につける。

第1回は10月27、28日の2日間実施。A日程(講義中心)の27日は筑波大東京キャンパス134教室で、B日程(実技中心)の28日は筑波大附属中高等学校内(桐陰会館)で行われる。高校生、大学生、一般が対象で定員は120人。参加費は高校生が無料、大学生と一般は3000円。2日間すべてのカリキュラム受講者に修了証を発行、ボランティア申し込みの際に研修履歴に活用できる。なお第2回は12月16、23日、第3回は19年1月13、20日に実施される。

メールによる申し込みはtsukuba-bunkyo-volunt@un.tsukuba.ac.jpまで。往復はがきによる申し込みは〒112ー8555文京区春日1の16の21 文京区役所17F オリンピック・パラリンピック担当まで。記載事項は氏名(ふりがな)、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、希望する受講日程。問い合わせ先は文京区オリンピック・パラリンピック担当03-5803-1309。