卓球女子で五輪に4大会連続出場し、21日に自身のブログで引退を表明した福原愛(29=ANA)が23日、都内で取材に応じ、自らの口で、改めて引退について語った。

福原は、母千代さんに引退を相談したかと聞かれると「母には『小さい頃から、やるもやめるのも、あなた次第』と言われて指導をされたので、全て決めた後、報告という形で話しました。『お疲れさまでした。リラックス』と言われました」と明かした。その上で「1度も母とダブルスを組んだことがない。いつか組んでみたい」と笑みを浮かべた。

また、16年に結婚した夫の江宏傑(29=台湾)に相談したかと聞かれると「主人には毎日のように自宅で『練習しようかな、辞めようかな』と言ってるのを聞いてもらった。最終的に決断すると『そうなんだ』という感じで受け止めてもらった」と語った。その上で17年に生まれた長女あいらちゃんの世話を、江の両親がしてくれていると語った上で「台湾のお父さん、お母さんが面倒を見てくれ、お仕事させていただいています。感謝の気持ちでやっていきたい。主人の父も卓球をやっているので、ミックスダブルスを組みたい」と笑みを浮かべた。【村上幸将】