トランポリン日本代表が26日、世界選手権(11月7日開幕、ロシア・サンクトペテルブルク)に向けて都内で公開試技会を行った。

8月のアジア大会で銀メダルに輝いた女子の森ひかる(19=金沢学院大学クラブ)は「まずは決勝進出をしたい」と、世界選手権への目標を掲げた。

女子力向上で士気を上げている。代表合宿が始まる前に、世界選手権で身にまとうレオタードに合わせたネイルを彩った。高校生だった昨年までは校則で禁止されていたが、大学生になった今年の春、ついに解禁。「高校の時からあこがれていたので、テンションがめちゃくちゃ上がります。(練習にも)いい影響が出ている」と満面の笑みで語った。

この日の試技会では、第2自由演技での最初の技「トリフィスアウト」が乱れたが「今日は強く回転をかけすぎたり、いつもと違うことをやってしまった。いつもの練習では決まっているので大丈夫」と自信を見せた。昨年の世界選手権では「独特の雰囲気にのまれてしまった」と予選落ち。「もう雰囲気は分かってきた。残り1週間みっちり練習して結果を残したい」と話した。