競泳男子の川本武史(23=トヨタ自動車)が、日本タイ記録の22秒49で1位となった。息継ぎを入れないで泳ぎ切って、09年に岸田真幸が出した記録に並んだ。

川本は「日本記録は狙ってなかった。今日は観客が少なくて、本当は(11月の)ワールドカップ(W杯、東京大会)で出したかったですが…。まあ正直よかったと思います」と話した。

記録は出たが、泳ぎには満足していない様子。「スタートで水しぶきが立ったし、1ストローク目で水をかぶって減速してしまった。ミスが多かったので、速く映像を見たいです」。本番は12月の短水路世界選手権中国大会。「今年の夏は国際大会で代表に選ばれていないので、代表に選ばれるだけじゃなくて、世界短水路ではしっかり決勝に残って争いたい」と意気込んだ。