グリズリーズと「ツーウエー契約」を結んでいる渡辺雄太(24)が、サンズ戦に途中出場した。04年にサンズでプレーした田臥勇太(38、栃木ブレックス)以来、14季ぶりに日本人がコートに立った。渡辺は第4クオーター(Q)途中から4分31秒出場し、フリースロー2本を決め、2得点2リバウンドを記録。約5年前の渡米時からの夢を実現した。

NBA2度の優勝経験を持ち今年殿堂入りを果たしたレジェンド、元ヒートのレイ・アレン氏(43)も渡辺について「彼の成功は日本のバスケットボール界の成功につながる」と目を細めた。同氏は3点シュートのNBA記録も持つ。「彼は日本を挙げて応援されている。自信を持ってプレーしてほしい。練習でもショートカットせずに頑張って欲しい」とエールを送った。

◆81年にウォリアーズからドラフト8巡目で指名された岡山恭崇さん(63) うれしい。これからも先駆者として頑張ってほしい。

◆日本協会の東野智弥技術委員長(48)(来年のドラフト指名候補の)八村塁(米ゴンザガ大)もいるし、強化につながっていく。

◆Bリーグ大河正明チェアマン Bリーグから行って欲しいし、Bリーグのユースで育った選手がBリーグ経由でとか、そんなチャレンジもあると思う。