全日本テコンドー協会は7日、都内で、20年東京オリンピック(五輪)の選考基準案を発表した。

20年2月に予定されるトーナメント方式の最終選考会で優勝した選手が内定、2位は補欠。日本選手権や社会人選手権、全日本ジュニア選手権、全日本学生選手権など指定大会で3位以上となった選手らによる2次選考会や各国際大会の上位入賞者らが最終選考会の出場権を得る。また19年世界選手権8強、グランプリで4強、同年12月に発表される五輪ランキングで16位以上の選手は「特別シード枠」として、最終選考会で決勝戦から出場など大きなアドバンテージが与えられる。

男女2階級ずつに与えられる開催国枠は19年5月の世界選手権と同年9月の千葉グランプリの結果から総合的に判断する。

五輪の階級は男子が58キロ、68キロ、80キロ、80キロ超、女子が49キロ、57キロ、67キロ、67キロ超級。来月の理事会で承認されれば、正式に決定する。